「あなたのためを思って」
これは、親が子どもによく言いがちな言葉だと思う。特に毒親は言ってそう。
この言葉は、親にとってものすごい免罪符になる。
何かを子どもに勧めたときに、子どもが渋ったり嫌がったりする。
そのときに「あなたのためを思って言ってる」、この言葉で親の主張は一気に正当化されるし、子どもも反抗しづらくなる。
自分より長く生きて、自分を扶養してくれている親がそう言うのだから、それはよっぽどの理由がないとNOと言いづらくなると思う。
とはいえ、どこまで親の価値観を子どもに押し付けていいのかは、かなり難しい問題だと思う。
例えば、「駐車場では遊ばない」。これは、子どもには絶対に守ってもらいたいことである。
これは子どもに押し付けていくしかない。子どもの安全と命にかかわることだからである。
じゃあ、「勉強はできる限りやったほうがいい」。これはどうだろう?
もちろん親としては、大部分の人ができるならやったほうがいいよ、と思っているだろう。
でも、それを子どもにとって望ましい形で伝えていくのはかなり難しいことじゃないかと思う。
家に帰ってきた子どもに「宿題やったの!勉強しなさい!!」というのは簡単なことである。
でも、子どもが嫌がらずに、マイナスな気持ちを抱かずに取り組めるようにするのは至難の業である。
親がうまいこと勉強に関して声掛けしたとしても、学校での体験や友達とのやり取りを通して、勉強ってやりたくないな~となってしまうこともあるだろうし。
そもそも親ががんばって子どもにさせていかないといけないのか?という気持ちも湧いてくる。
勉強する・しないも自由。子どもの人生だもの。そんなふうにも思う。
とはいえ、勉強しない子どもを見ていると親は不安になってくる。
その狭間で、親はいつも子どもの気持ちを考えていくのが大事なのかと思う。
あくまで、「子どもの気持ちを考える」。
子どもの人生を考え出すと、「勉強はしたほうがいいよ」と押し付けたくなる。
だから、あくまで子どもの気持ちを考える。
そうしたら、子どもも安心した環境で育っていけるのかなと思っている。
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